2024年1月のブログ記事
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ぼくたちは静電気の人生を パチパチ歩いているんだね どこかで拾った電気の種を ひそかに身中に貯め込んで 人に触れると火花を散らし 互いに痛みを与え合うんだ ぼくたちは静電気の人生を パチパチ生きているんだね
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最近、野生動物の番組を見ることが多くなった。 この間は北海道の野生動物を追っていた。印象に残ったのは野うさぎだったが、彼らはいったいあの寒さをどう感じているのだろうか?あの体毛がどのくらい有効なのか、一度体験してみたいものである。 人間の場合、帽子などをかぶらなくても、頭はそれほど寒くないも... 続きをみる
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三学期は早々と日が暮れる。 夕方になれば街は真っ暗で ついたりきえたりの街灯と つめたくさみしい風の音が 三学期の妖怪を連れてくる。 子供たちはすでに家に帰り 三学期の妖怪に怯えながら 真冬の宿題をこなしている。
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ちょっとずつ やっていたことを ちょっとずつ やらなくなると ちょっとずつ 出来てきたことが ある日突然 出来なくなっている
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世の中寒げに息しておりまして 街の景色を濁しております。 少し白げな大気の中に 人の会話が見え隠れして 巷の噂になっております。 私めはまだ冬眠中でありまして そんな巷の噂なんて 関心のない日々でして 巣を出た折りに何しようかと この巣の中で思っております。
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何十年経っても埋まらない心は 本来仕組まれてないものだから いつまで待っても何をやっても 運に頼っても埋まらないのです。 そろそろ見切りをつけましょう。 そして本来を取り戻しましょう。 現世での時間は限られています。 執着は捨てて先を急ぎましょう。
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きみと話し合えていたころ その多くの言葉のどこかに 好きだという小さな小さな 言葉をひとつ加えていたら ぼくの人生は大きく大きく 変わっていたことだろうな
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駅前や公園で歌っている 兄ちゃんたちの ギターや楽器をとりあげて 歌ってみたい衝動に かられることがある。 特に曲にはこだわらないが 恋の歌なんかはうたわない。 出来たらぼくが若い頃 頭を殴りつけられたような 衝撃を受けた歌がいい。 力一杯歌っては通りを歩く ふぬけた世間の頭を 殴りつけてやるんだ。
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『おさな妻』というドラマの中に 「二人はよろめいてるの」 というセリフがあった。 タイトルに反して 健全な青春ドラマだったのだが、 当時思春期の真っただ中にいたぼくは そのセリフ「よろめく」という言葉に 妙に艶かしさを感じて、 そのセリフを聞くたびに よろめいていたのだった。
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夜を夜に返してあげよう。 文明を象徴する明るさが、 未来の文明を担っていく 子供の夢を邪魔している。 夜を夜に返してあげよう。 夜を夜に返してあげよう。 恐怖を与えない明るさが 昔からの妖怪を滅ぼして、 新たな妖怪を生んでいる。 夜を夜に返してあげよう。 夜を夜に返してあげよう。 人類の便利な一日... 続きをみる
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昨日は休みだったのだが、何もやることがなかった。あまりに暇だったので、運動をした後に、嫁さんの部屋に置いてあるマッサージチェア(あんま椅子のことを今はそう呼ぶらしい)にかかった。それを使うのは今年初めて、というか半年ぶりだ。 そのマッサージチェアだが、5年程前に嫁さんの会社で従業員に斡旋してい... 続きをみる
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『全日本剣道連盟居合道二段』 履歴書や申告書の特技の欄に、いつもぼくはこれを書き入れている。 知らない人のために言っておくと、居合道というのは居合切りを競うものではない。真剣や模擬刀を使った『型』の修行である。だから競技会や昇段試験などでは、その型の善し悪しを評価する。 その際一番重視される... 続きをみる
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もしタイムマシンが出来たら、きっと利用するだろう。それはぼくの長年の夢だったのだ。 ただ、それに関して、ずっと昔から不安に思っていることがある。それはタイムマシンを使ったら、過去にしろ未来にしろ、もちろん今いる場所に移動すると思う。そうなった場合、移動した時代のその場所が車道になっていたとした... 続きをみる
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これがあったら 幸せな人生が約束される という宝物って いったい何なのだろう これだけあったら 劇的に人生が変わる という金額って いったいいくらだろう これを唱えたら どんな願いでも叶う という呪文って いったいどんな言葉だろう これを飲んだら いつまでも長生き出来る という長寿の薬って いった... 続きをみる
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