夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

プチ戦争

 ここ数年この時期になると、乾燥肌に侵略されて悩んでいる。いつも痒くて痒くてたまらないのだ。あまりの痒さゆえ、ここやそこをしつこく掻いている。そのせいで白い粉をふいたり、血が滲んだりすることもある。


 いつから痒くなったのかなんて、まったく覚えていない。気がついたらここやそこを掻いていて、そこで初めて乾燥肌に侵略されているのに気づくのだ。


 決してぼくも手をこまねいているわけではない。保湿剤や痒み止め、時には民間療法を用いて攻撃を仕掛けてみたり、掻く癖を直そうと我慢してみたりして、ヤツらの侵略に立ち向かっている。


 ところで、この肌のこの状態は皮膚病なのだろうか、それとも老化によるものなのだろうか。そんなことを考えながら、このしつこい乾燥肌とプチ戦争を繰返している。

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