夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

世の中通り

世の中通りの往来が激しくて、

ぼくは道から外れることが出来ない。

わざとゆっくり歩く人がいたり、

なぜか慌てて走る人がいたり…。

そういう人たちに

両脇を固められているせいで、

ぼくはここから抜け出せない。

誰もが何ものにも執らわれることなく、

普通に歩いているとしたら、

きっとこういう状況にならないだろう。

そう考えるとこの通りを歩いていくことが、

ぼくには何とももどかしい。

毎日毎日息を詰まらせながら、

ぼくはこの通りを歩いている。

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