夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

バス旅を観て

1,

 この間の休み、数年前に録っていた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の最終回(蛭子能収が出ていた最後の回)を観た。

 あの時、蛭子さんは72歳だったらしい。それまでは歳のわりに健脚だなと思って観ていたのだが、その回はえらくきつそうだった。歳を取ると、皆そうなるのかなあ。


 あの番組を観て、いつも思うのだが、バスの本数がえらく少ない。一日一便という場所、さらには廃止になった場所もある。そういう地区に住んでいる人は、いったいどうやって生活しているのだろう。

 まあ、元気なうちは、車を運転出来るから問題ないだろうが、免許証を返納した後どうするのだろうか?


2,

 バスを利用しなくなったので気がつかなかったのだが、こちらもえらくバスの本数が減っている。

 気がついたのは昨年1月、太宰府に行った時だった。

 何時何分のバスで駅に行こうかと調べていたら、何とその時間帯はバスが一本しかないのだ。全くバスが走ってない時間帯もある。これだけ車が普及したのだから減便はしかたないにしろ、それにしても減らしすぎだ。かつてはドル箱路線と言われ、5〜10分おきに走っていたのに。


 かつてこの地区の足だったチンチン電車は既にない。代替であったはずのバスの本数は減っていく。これから足腰は徐々に弱っていくだろうし、このままでいくと、蛭子さんみたいになってしまう。免許証を返納するまでに、何か手を打っておかないと。

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