夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

うちの嫁さんはインコ顔

1,

うちの嫁さんは猫が大嫌いだ。

猫が大好きなぼくからすれば

なんで嫌うのかがわからない。

一体猫のどこが嫌いなのかと

とある日嫁さんに聞いてみた。

すると嫁さんは怯えた顔して

猫のあの顔が怖いのだと言う。

意地悪そうな目も怖いのだと。

あの顔のどこが怖いのだろう。

トラやライオンとくらべると

小ぶりで可愛い顔じゃないか。

人懐っこそうな目じゃないか。


2,

嫁さんは生まれてから一度も

猫からの被害を受けた覚えは

ないという。そうであるなら

現世での体験が「猫怖い」を

呼んでいるのではなさそうだ。

現世の体験ではないとすると

前世の体験ということだろう。

前々から思っていたことだが

嫁さんはインコみたいな顔を

しているのだ。ということは

前世インコだったかもしれん。


害を受けたのはインコ時代で

引っかかれ、猫パンチを受け

噛みちぎられて、食べられた?

嫁さんはその記憶を現世まで

持ち込んできたのだとおもう。

お猫の小顔が怖いというのも

意地悪そうな目だというのも

そういう理由ならうなずける。

やはり嫁はインコだったんだ。

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