夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

初恋

いつのまにかの静けさがぼくに

淡い恋心を落としていった

思いもかけないことにように

君を好きになっていた


こんな気持ちは初めてだった

不意に吹き狂う小嵐が

ぼくを包み込むように

日々を攻めつけた


 今想い起こしてみると

 それももう古い昔話

 今でも夢に出てくる、忘れたはずの

 君の笑顔少しぼやけて


ぼくの初恋はいたずら好きの風が

落としていったおかしな夢

思いもかけないことのように

君を忘れていた

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