物書きになる夢
物書きになる夢というのが昔からあったですね。それが小説家なのか、エッセイストなのか、はたまた詩人なのか、そのへんはあまりはっきりしてなかったけど、ライターという言葉にはかなり憧れました。
ある時期そういう会社にも所属していました。ライターばかり集めて本を作る会社でした。しかしライターというのは表向きで、実は「本に載せてやるから」といって、客からお金を巻き上げるような仕事でしてね、それに気づいてすぐに辞めたんです。
で、以前の販売の仕事に戻ったわけですが、若い頃の憧れがなかなか消えてくれないんです。しかたなくノートなんかにぼちぼち文章を書いていた。
40歳を過ぎた頃だったかな、ホームページというのが流行始めたのは。みんな好き勝手に文章を書いている。そういうのを見て「これはチャンス!」と思ったぼくは、さっそくそれに便乗したわけです。
あれからずっとこういう場所に文章を書いているのですが、飽きずにそれができるのは、物書きになる夢を持ち続けているからなんですね。つまりは若い頃の憧れが、こういうブログを書かせているわけなんです。