夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

春十五度

春十五度。昨夜着ていた
ぶ厚く重い上着を脱いで
軽めのパーカーを羽織る
心も体も浮かれる十五度


春十五度。お酒でいうと
日本酒くらいの度数かな
ほろ酔い気分で街を歩く
ふらつきながらの十五度


春十五度。これが坂道の
上り傾斜の度数であれば
かなりきついし汗ばむし
疲労度数が一気に十五度


春十五度。その風吹けば
暖かく心うごめく十五度
秋十五度。その風吹けば
肌寒くもの悲しい十五度

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