夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

同じ風が吹いている

灰色の屋根が連なる街に

焼き魚っぽい風が吹いて

いつもの朝を迎える。

この街は変わってない。

五十年の時を巻き戻しても

同じような人が住み

同じ風が吹いていた。


木の肌が織りなす街に

醤油ったるい風が吹くと

そろそろ夕方になる。

この街は変わってない。

五十年を過ぎた今も

同じような生活があり

同じ風が吹いている。

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