夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

自分の姿

 ぼくの心の中にある自分の姿は、若い頃に刻んだ若い姿のままであって、その姿を変えたことは一度もない。
 もちろん年をとるたびに、
「その姿でいいのか?」と問いかけることはあった。
 だけどすかさず本来の自分が、
「それでいいのだ」と突き返してきた。
 だから若い頃に刻んだ自分の姿を、ここまで歪めずに持って来られたのだ。年よりも若く見られるのは、きっとそのおかげに違いない。


 それはそれでいいのだが、その弊害もあるわけで、何か行動を起こす時、その姿で行動する自分を心の中に描くため、ついつい無理をしてしまうのだ。いつも体を痛めるのは、きっとそのせいに違いない。

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