夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

山賊の歌

何日か前の話だが夜九時頃

近郊の峠を車で通った時に

突然すべての明かりが消え

何者かが襲ってくるような

殺気だった気配がしてきた。


峠といっても片道二車線の

見晴らしのいい直線道路で

昼夜を問わず交通量は多い。

何度も通っている道だけど

殺気を感じたのは初めてだ。


そういえば小学校の遠足で

ある峠を通る時に決まって

バスガイドさんが「むかし

このあたりには」と言って

『山賊の歌』を唄っていた。


その歌に興じていたために

はっきり憶えてはいないが

その峠辺りだった気がする。

もしやタイムスリップして

山賊に狙われていたのかも。

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