夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

節目の写真

1,
 昨日の写真の続きだが、ぼくは人生節目の写真を撮ってない。七五三は昨日書いたとおりだ。その後、学校の入学や卒業の写真(集合写真や卒業アルバムは除く)は撮ってないし、成人の写真もない。


2,
 成人の日のこと、ぼくは市の成人式には向かわず、ご祝儀をもらうために親戚周りをしていた。


 伯母の家に行った時、伯母が「しんちゃん、写真撮ってあげるから」と言った。ぼくは断ったのだが、伯母がしつこく言うので渋々付き合った。


 ところが、その時伯母はフィルムを入れ忘れていたのだ。後日その旨の連絡があり、「もう一度撮ってやるから、来てくれん?」と言ってきた。しかし、スーツを着たくなかったし、写真も嫌だ。ということで、写真を撮りには行かなかった。


 もちろん、成人の日に写真屋で撮るようなこともしてないから、ぼくの成人の写真はないわけだ。


3,
 続いて結婚写真だが、嫁さんと二人で「結婚式や披露宴でお金を出すくらいなら、マンションを買おう」と決めたので、金のかかる面倒な儀式はやめ、籍を入れるだけにして、マンションを買うことにした。もちろん、写真は撮ってない。


4,
 今後の節目といえば・・・・、何もないなあ。
 ということは、今後記念写真を撮ることはないはずだから、まともな写真を撮ってきてないぼくには、遺影になるような写真がないことになる。


 もし今必要になった場合は、何もないからと、直近で撮った免許証の写真(3年前の11月撮影)が使われるかもしれない。
 ぼくはこの写真が生涯で一番嫌いな写真なので、何か別なヤツを用意して目立つ所に置いておかなければならない。

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