夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

その後のエレベーター

一人でエレベーターに乗る。
相変わらずいろんな臭いが
狭い個室を広く覆っている。
他の階から人が乗ってくる。
個室の中の同じ臭いを嗅ぐ。
一瞬不機嫌そうな顔をする。
さりげなくぼくの顔を見る。
妙な顔をして視線をそらす。
自分じゃないと言いたいが
弁解すればあやしまれる…
別の機会に彼と会った時の
気まずさ!重苦しさ!もう
彼と親しくなることはない。

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