夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

三学期の妖怪

三学期は早々と日が暮れる。

夕方になれば街は真っ暗で

ついたりきえたりの街灯と

つめたくさみしい風の音が

三学期の妖怪を連れてくる。

子供たちはすでに家に帰り

三学期の妖怪に怯えながら

真冬の宿題をこなしている。

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