夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

坊主頭

ぼくは一度だけ坊主にしたことがある。
中学二年のこの時期だった。その中学、
条件はあったものの長髪自由だったし、
丸刈りが原則の野球部でもなかったし、
悪いことをしたわけでもなかったから、
別に坊主にすることはなかったのだが、
なぜか坊主にしたくなって頭を丸めた。


まわりの評判はいいものではなかった。
知合いに会うたび笑われたものだった。
額が狭くて、そのすぐ上に旋毛のある
ぼくの頭は元々坊主が似合わないのだ。
さらに初めての坊主なので寒かったし。
坊主頭は一度限りで終わってしまった。
笑われると嫌なので写真も撮ってない。

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