夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

トイレのお話

 最近ショッピングセンターなどのトイレに行くと、『男子トイレ』『女子トイレ』などという文字で表記したところが少いように感じる。いや、ほとんど見なくなっていると言ってもいい。
 代わりに色の違う人の画が貼ってあるだけだ。だいたい男子が黒や青といった寒色系で、女子が赤やピンクといった暖色系で色分けしている。日本人は、普通にそういうイメージを持っているわけだから、それでいいのかもしれない。


 だが、顔の洗い方が民族によって違うように、ドアノックの仕方が国によって違うように、男女のイメージ色もきっと違いがあるはずだ。
 もし日本人とは逆の色イメージを持っている民族が、色分け表記のトイレを利用するとしたら、ちゃんと日本人と同じ感覚でやってくれるのだろうか。
 いやですよ、のんびりと用を足している時に、突然外国人女性なんかが入ってきたら。しかもそれが自己主張の強い民族だとしたら、きっとギャーギャー騒ぎ出すことだろう。

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