夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

「死んだはずの人」の話

1,

 死んだはずの人が本当は生きていた、という話はいつの世にもある。

 古くはイエス・キリスト。彼は聖書では復活したことになっている。

 ここにもう一つ、イエスに関する記録がある。

「実はあの時十字架にかけられたのは弟のほうで、イエスは脱出し日本に来ていた。そして108歳まで生きた。カゴメカゴメはその時イエス・キリストが広めたものである」というものである。竹内文書に出てくる話だ。


 これは、後の源義経=チンギスハーン伝説とは種類の違う説である。義経の場合は、判官びいき的な要素が強い伝説であり、「そう考えてもおかしくない」、いや「そうであって欲しい」という種類のものだ。

 一方のイエス・キリストは、「そうであって欲しい」ではなく、「そうだったら面白い」という類のものだ。後に「だからどうなんだ?」というのが、必ず付いてくる話である。


2,

 近いところでは、東京裁判で絞首刑にされた、東条英機ほか6名。

「彼らは、連合国に殺されるようなことは一切やっていない。それを連合国側も悟ったのか、一応絞首刑にしたように見せかけて、実はほかの場所に身柄を移していた。死体を見破られないように、すぐさま焼かせ、粉々にして海に捨てた。絞首刑のはずなのに棺には血が付いていた。骨を粉々にした人は、『ブタか何かの骨のようだった』と証言している」という話がある。


 もしこの話が嘘だとしたら、米国は永久に戦犯国になってしまう。あのずる賢い米国が、国際法にどう照らしても無罪の人たちを簡単に処刑するようなことをするだろうか?

 日本以外の法律家は、あの裁判は無効だと言っている。もしかしたらいつの時代かに、真実が明らかになるかもしれない。いくら厚顔無恥の米国といえど、歴史に汚点は残したくはないはずだ。

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