夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

貧乏の記憶

四十数年前、午後九時半に仕事を終え
午後十時に門前仲町でトラックを降り、
地下鉄東西線に乗るために走っていた。
その繰り返しをぼくは毎晩やっていた。
コンビニがまだ身近かでなかった時代
寄道などせず一目散に家に帰っていた。
家では必死にギターと格闘していたな。
そんな思い出しか残ってないんだけど
あの頃ぼくは何を食べていたんだろう。
いつも貧乏していた記憶しかないんだ。

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