夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

次の予言

さて次の予言は何だろう。

いつものありふれた年末が

いつもの気ぜわしさ呼んでいる。

いつもより少し寒い気はするが

特別な冬というわけではなく

毎年毎年やって来るいつもの冬だ。


さて次の予言は何だろう。

あと何度いい思いをするのか

あと何度嫌な思いをするのか

そのへんはまったく読めないが

おそらくはこのまま何ごともなく

年明けを迎えることになるだろう。


さて次の予言は何だろう。

この世が終わるのではないかという

心の奥底に軽い不安を抱きながらも

妙な期待を抱いていた一年だったが

またしても肩すかしを食ったようだ。

さて次は誰の何という予言だろう。

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