次の予言
さて次の予言は何だろう。
いつものありふれた年末が
いつもの気ぜわしさ呼んでいる。
いつもより少し寒い気はするが
特別な冬というわけではなく
毎年毎年やって来るいつもの冬だ。
さて次の予言は何だろう。
あと何度いい思いをするのか
あと何度嫌な思いをするのか
そのへんはまったく読めないが
おそらくはこのまま何ごともなく
年明けを迎えることになるだろう。
さて次の予言は何だろう。
この世が終わるのではないかという
心の奥底に軽い不安を抱きながらも
妙な期待を抱いていた一年だったが
またしても肩すかしを食ったようだ。
さて次は誰の何という予言だろう。