夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

年末の一コマ

 いろいろな方のブログを見ていると、年末らしい写真を掲載されている方が実に多い。そこでぼくもやってみようと思い、午前中に行った商店街やイオンモールで写真ネタを探してみた。しかし、どこも似たり寄ったりで、これはというものが見つからない。

 「ま、いいか。元々文章中心のブログなんだし。それに写真は得意じゃない」

 と写真を諦め、食事に行った。


 今日の昼食は、響灘近くの海産物や農産物を売っている市場の中にある食堂にした。そこの海鮮料理が安くておいしいのだ。


 食事をしている時だった。何気なく前を見ていて、あることに気がついた。

「たしか今日は冬至やったよのう?」と嫁さんに聞いてみると、

「うん。カボチャを食べて、ゆず湯に入る日よ」と答える。

「そうよのう」

 そう言うと、ぼくはおもむろにスマホを取り出し、そこに照準を合わせ、シャッターを切った。





 この店、冬至の日の今日も、ちゃんと営業をしているのだ。確かに真冬でも氷を食べる人はいるだろうから、氷のノボリは仕方ないにしろ、さすがに『よしず』の演出はないだろう。


 以上、年末の一コマでした。

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