夢のいたずら

若い頃に描いた夢が、このブログに連れてきてくれました。人生まだまだこれからです。詩とエッセイを中心に書いています。

おかえり

午後十時半のエントランス。
夜露で曇ったガラスの扉に
どこかの子供が指で描いた
ドラえもんの間抜けな顔が
「おかえり」と出むかえる。
疲れたぼくは何も考えずに
「ただいま」と返している。

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